どっちのオオタニサンでSHOw!
こちらはスポーツアナリティクス Advent Calendar 2021 12日目の記事です。 adventar.org
私は今、前澤友作さんのロケット打ち上げを見ながら記事を書いているのですが、 日本人初の民間人宇宙飛行士らしくホントにスゴイですね(語彙力皆無)
教科書に載るであろう、歴史に名を残す偉業、感動しますね。
私も頑張ろう。
今年の顔
偉業と言えば、今年は東京オリンピックもあり、様々なスポーツの様々なアスリートが注目された年でした。
その中でも群を抜いた、正に前人未踏の偉業を成し遂げたのはオオタニサンこと大谷翔平選手ではないでしょうか。
一時期、ほぼ毎日、朝起きたらオオタニサンのホームラン通知が来ていて(スヌーズ機能(1試合で複数ホームラン)がついてた日もありました)、 目覚めの良い朝を迎えられたのを覚えています。
そんなオオタニサンが
こちらの記事の中で
-1番の選手になりたい。MVPを受賞してもその目標は達成したとは言えない?
「なってはないですね。自分でそう思う日はおそらく来ないと思うので、目標としてはアバウトというか、そういう目標ですけど、ゴールがない分、常に頑張れるんじゃないかなと思うので、確実にステップアップはしたと思ってますし、今回の賞はその一つだと思うので、今後のモチベーションの一つになりました」
と答えていて、打って、走って、投げて、守って大活躍の年で全世界、いや全宇宙に認められただろうにまだ上を目指す姿勢には頭が上がらないですね。
そこにシビれる!あこがれるゥ!
「そこにシビれる!あこがれるゥ!」と言えば、これは豆知識ですがジョジョことジョナサン・ジョースターとオオタニサンこと大谷翔平選手の体格ってほぼ同じなんですよ。
ジョジョ :身長195cm、体重105kg
オオタニサン:身長193cm、体重105kg
オオタニサン、主人公じゃん。
二刀流ならではの疑問
そんなオオタニサンの話題で連日持ち切りでしたが、ひねくれものの私は度々ニュースやアプリの通知にツッコむことがあって、
「大谷選手が2番投手として出場し、初回に二塁打」
ん?
- オオタニサン、1打席目から長打うったのか!!(嬉)
- オオタニサン、初回から打たれてしまったのか…(泣)
どっちやねん(たぶん打者オオタニサンだろうけど)。
みなさんもこう感じた経験ないですか…?
どっちのオオタニサンでSHOW!
…ということで本題ですが、オオタニサンの今年の成績を出していきますので、
どっちが投手成績で打者成績なのか当ててみてください!
※全部で10問あります。打者成績だと思う選択肢を選択してください
何問正解できたでしょうか?
セイバーメトリクス好きの方には簡単でしたかね?
全問正解者続出するかな?
正解数をぜひTwitterでシェアして競ってほしいです!
まとめ
クイズつくってみてわかったんですが、改めてオオタニサンのすごさがわかりました…。
ホームランが多いのは周知されてますが
- 打球速度が速い(HardHit%*1:53.4%)
- 打点100ある
- 盗塁26個してる
- 投手先発時にもホームラン3本打ってる
- WHIP(1イニングあたり何人走者を出したか)が1.09
- OPS(出塁率+長打率)が.965
など挙げだしたらキリがないです。
これでまだ満足してないって言うんだから、困ったもんですよ。
ちなみに
こちらのグラフを見てください。
引用元: www.mlb.com
WARとは、Wins Above Replacementの略で、打撃、走塁、守備、投球を総合評価した選手の貢献度を表すセイバーメトリクス指標です。
グラフの横軸が投手としての貢献度、縦軸が野手(打撃/守備)としての貢献度で、8月までの成績ですがオオタニサンが外れたところにいるのがすぐわかります。
(シーズン終了時点の投手WARが4.1、野手WARが4.9*2なので、ほとんど同じ位置でフィニッシュでした)
近くにいるのは1918年のベーブルースです。100年以上の時を経て、ルースの近所に人が来ましたね。
まさか近くに来る選手が現れるのが、約100年後で、日本人だなんて考えてもなかったでしょうね…。
野球おもろ。
ただ、オオタニサンは近いうちにすぐ北東の方向に引っ越してしまうでしょうね。
来年もまた"Sho"wtimeが続くよう、みんなで応援しましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
良いお年を!
*1:95マイル(約153km/h)以上の打球割合
*2:https://www.baseball-reference.com/players/o/ohtansh01.shtml